言葉は、未来を切り開く ”斧(おの)”。(9/21/2002)
未来という事象の中に、”かたち”を浮かび上がらせる。
”こと” と ”もの” に意味を与え、かたちを与え、生命を吹き込む 言葉。
先人の知恵を辿り、多くの人々が、聖書を読み、論語を読み、仏典を読んだ.
まだ見ぬ、地平の先を求め、かつて、先人が見たという、まぼろしの大地を探し求めた。
日々、生まれ、確かなものへ、変化を求めて、成長を止めない 言葉たち。
日々の発見が、日々の努力が、かつて、存在しなかったものに、
かつて、認識されなかったものへ、
”かたち”を定め、意味を定め、生命を吹き込んでいく。
人は、”どこ”に生きているのであろうか。
かつて、無明の世界を彷徨っていた 三重苦のかの人は
一つの言葉が、人生を歩ませたという。
井戸からくみ出されるその”もの”に、言葉の生命があることに出会い、
かの人の人生が輝きだした。
言葉は、未来を切り開く "斧"
未来を見せなくしている たくさんの概念や思想、宗教の地層を打ち砕く ”斧”
新しい言葉が、 真の言葉が、 未来を切り開く ”斧”である。
まだ見えぬ 理想というべき ”なにか”を求めてやまない人類。
”求める”とは、見知らぬ ”答え”に出会うこと。
そこには、すでに、”答え”の存在を直感している”不思議さ”がある。
その”答え”に出会うまで、言葉という”斧”を振るうのである。
(by kimito
9/21/2002 中秋の名月によせて)
言葉の世界へようこそ。日常何気に通り過ぎたその瞬間に、ふと浮かんだ言葉。そんな言葉を書きとめました。私は詩人なのかしら。ラララ! 黒澤公人は、国際基督教大学を2021年3月31日に定年退職しました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ガザに撒きあがる煙
UK allowing Israel to 'mark own homework' over war crimes scrutiny, MP says Israeli bombardment over Rafah in the southern Gaza S...
-
アメリカ社会に役立つ図書館12か条 (1) 図書館は市民に知る機会を提供します。 (2) 図書館は社会の壁をうち破ります。 (3) 図書館は社会的不公平を改めるための地ならしをします。 (4) 図書館は個人の価値を尊重します。 (5) 図書館は創...
-
生命の定数、存在の定数 生命の定数 クリスマス島 という孤島には、たくさんのカニが住んでいる. 島の内陸に住んでいるそのカニは、産卵時期になると、いっせいに海岸にやってきて何兆というような数の卵を生む。 海で育った子ガニは、成長すると、島に上がってく...
-
図書とホームページとどこが違うの?!(12/7/2005) (Google の世界観を勝手に考えてみると) 世界80億ページを一瞬に検索するGoogleにとって、 図書が検索できることは、なにも不思議なことでも、たいへんなことでもない。 ホームページは、無数のロ...
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。